リリースされた「The Fragile」のどのフォーマットも、それぞれに違っている。
a: CD - 2枚組
b: カセットテープ - 2本組
CDと同じ曲を収録。さらに「Please」の終わりにおまけ付。
c: LP - 3枚組
全曲、フル・バージョンを収録(曲と曲の間のつなぎ部分は なし)。「Ripe」は一部削られている。LPにだけ収録の曲(「10 Miles High」「The New Flesh」)が2曲。
nin.com の掲示板に、最近トレントの書き込みがあった。彼はフォーマットによる違いをこう説明している。
以下は彼の書き込みだ。
「やあ、みんな。このところ、たくさんのヨーロッパの雑誌から取材を受けてるところだよ。
誰もが『The Fragile』の曲の組み合わせの違いを取り上げ、違うトラックを入れるのは、ハードコア・ファンに全部を買わせようという以外になにか理由があるのかを尋ねる。
もし、わけが知りたいというのなら、これがその理由だ。俺たちは収録曲の配置に悩みまくって、結局、CDの曲の配置を最重要なものとしてそれに集中した。CDを2枚組で行くことが決定した後、次の問題は、曲がいい感じに流れるようにいくつかのトラックを取り去ることだった。
『The New Flesh』をCDからはずすことは辛い決断だったけど…って言うのも、アランもぼくもその曲が大好きだったからなんだけど…全体のなかでうまく収まらないし、それを入れるとバランスが崩れちゃうんだ。
カセットの構成の段になると、今度は考慮しなければならない始まりと終わりがCDでは2組だったのが、4組になった。わかるだろ??単純に分けてもうまくいったんだけど、俺たちはカセットのA面をB面より少し長くだけしたかったんだ。そうすれば、A面が終わってテープを反転した時、曲の途中ということがなくなるからね。
ぼくらは『Please』のあとに『おまけ』をつけて、それを実現したってわけさ。LPの場合の『3枚組にする』という決定は、「音質を落とさずに、レコードの片面にそれほど長い録音を入れることはできない」って言う誠実さからきているんだ。…というわけで、今度は、考慮しなければならない始まりと終わりは6組となった。
LPの場合は単に6つに分けるだけではあまりうまくいかないことがわかったので、入れようかどうしようか迷っていた2曲(『10 Miles High』と『The New Flesh』)も収録することにした。
それと同時に、他の全曲についても、編集する前のフル・バージョンを使うことに決めたんだ。
ひょっとして興味があるかもしれないから言っておくとね、実際、LPにおける配列は発展性のある選択肢だったな…ってだんだん気に入ってきてるんだよ。」